乗り物遍歴

Twitterのフォロワーのブログを見て自分も記録しておこうと思ったので、歴代の所有車(二輪・四輪)をまとめておくことにしました。何か増えたら更新します。


四輪

HONDA CIVIC(DBA-FD2)

2020年12月購入。型式はFD2ですがタイプRではありません。2.0GL Sパッケージという非Rガソリン車の一番上のグレードとなります。たまたま安く手に入る機会があり、この世代のシビックは前から好きだったので即決で買いました。

FD系のシビックといえば、FD1=普通のやつ、FD2=タイプR、FD3=ハイブリッドという認識で、「タイプRじゃないFD2」の存在は買うまで知りませんでした。

そもそもFD1の登場時に「1.8リッターで2リッター並の動力性能」を謳っていたはずなのに、なぜか後から追加された2リッター車。わざわざ選ぶメリットが少ない微妙な立ち位置だったようで、リコール情報の台数などを見る限りあまり売れなかったマイナーグレードの模様。

タイプRより70馬力少ない(155馬力)普通のセダンですが、ワインディングなどではスポーティーな一面が垣間見え、タイプRの元になるだけの素性の良さを感じます。なお、タイプRと同じ型式なせいで保険料はたくさん取られます。


自動二輪

HONDA VTR-F(MC33)

2015年に新車購入。普通自動二輪免許を取って最初に買ったバイクでした。普通のVTRなら初心者からバイク便まで乗っている大人気バイクですが、あえてハーフカウル付きのF。なんでいつもそういうひねくれたやつを選ぶんだ、というのはさておき、ひどい時は毎週オイル交換が必要なレベルで長距離を乗り回していたので、このハーフカウルの恩恵は計り知れません。

実を言うと、教習所に通っている間に購入して免許を取ったら即日納車という流れだったので、購入時点では自分の中でのバイク選びの基準は固まっていませんでした。VTRを選んだのも大した理由ではなく、当時住んでいた家からホンダドリームがめちゃくちゃ近くて、バイクを持つならニーハンがいいけど単気筒はイヤ、というだけの話です。

でも、今考えてもVTRを買って良かったと思います。80年代バイクブームの頃から受け継がれてきた強心臓、大量生産向きではないと言われるトラスフレーム……安普請の東南アジア向けではなく日本のライダーのためだけに作られたニーハンで、こういうのはもう出ないでしょうね。取り回しも良くて楽で意外と速い、文句なしに良いバイクでした。

SUZUKI SV400(VK53A)

初めてのバイクがVTRで良かった、それは本心です。ただ、「スリムでコーナリング特性に優れ、振動も少ない90度Vツインのスポーツバイクがさいつよ」(※Vツインだからといってアメリカンに興味があるわけではない)という歪んだ思想を持つことになり、その後のバイク選びが困難になったという意味では失敗とも言えます。

そんなわけで、次に選んだバイクはスズキのSV400でした。90度Vツイン、トラスフレーム、ネイキッド。大きいVTR……と言いたいところですが、まあスズキですから、そう呼んでしまうのは優等生のVTRに失礼でしょう。

保管場所の事情などもあってあまり長くは乗れませんでしたが、とても楽しいバイクでした。VTRより大きいのに、倒し込みはVTRより軽いぐらいでヒラヒラ曲がります。もし次のバイクを買うことがあるならSV650Xが欲しい。

YAMAHA MATE V50(UA04J)

便宜上、250ccから400ccへと順当にステップアップしたかのように書きましたが、実際には途中で50ccに退化していた時期があります。まあ色々あったんだよ。察してくれ。

さて、不本意な原付時代とはいえ、ありきたりなチョイスはしません。「せっかくだし一度ぐらい2ストのバイクに乗ってみたいなあ」と、なるべく低予算で探したらコイツが出てきました。メイトV50、別名「ヤマハのカブ」「2ストのカブ」。こう見えても21世紀に製造された乗り物です。

見た目はスーパーカブそっくりなビジネスバイクですが、2ストなので50ccの割には元気に走ります(足回りやブレーキがプアでちょっと怖いけど……)。カチ回し続けて寿命を削るしかない2スト50ccの宿命で、最後はエンジンがお亡くなりになりました。

荒々しい走行フィーリングの理由はエンジンだけではなく、「カブ系は変速ペダルを踏んでいる間はクラッチが切れるけど、メイトは踏んだ瞬間にゴリ押しで変速する」という、両方乗ったことがある人しかまず知らないであろう操作の違いも大きな原因です。乗り心地もクソもないんだわ、これが。


二輪(人力)

DAHON Helios

まともな自転車(スポーツサイクル)を買ったのはこれが最初。いや、これがまともかと言われてしまうと微妙ですが……。

折りたたみ自転車の最大手、DAHONの2017年モデル。このHeliosというフレームは2000年代のDAHONの主力軽量モデルだったそうで、1年限りの復活を遂げたのがこちらの2017年版です。11速対応の軽量ホイールを装備しながら吊るしではシングルスピードで組まれていてお手頃価格という、実質「分かってる人向けのカスタムベース」なモデルでした。初手でこんなん買う奴どうかしてるよ。

私が購入したのは2018年に入ってからで、当時発売されたばかりで品薄だった105のR7000系やニッチな廃盤パーツをなんとか揃えて、22速フラットバーの変な自転車を完成させました。

完成後、ほどなくして駐輪中の事故でスクラップにされてしまったため、苦労して完成させるまでの記憶ばかりで乗った記憶はほぼないという悲運の自転車です。

Tern Vektron S10

「e-bikeっておもしろそうじゃん?」と興味が湧き、タイミング良く(悪く?)Heliosのもらい事故の精算が済んで予算も十分にあったので、30万円もする自転車を買ってしまいました。

TernはDAHONからのれん分けしたような存在で、同じくスポーツ系の折りたたみ自転車では有名なブランドです。Vektron S10はそんなTernのe-bike初号機で、BOSCH製のパワーユニット(Active Line Plus)が搭載されています。ビュンビュン加速して、太いタイヤ(SCHWALBE BIG APPLE)でコーナリングにも不安感がなく、油圧ディスクブレーキでしっかり止まる……自転車ともオートバイとも違う新感覚の乗り物です。

日本は早くから電動アシスト自転車が発展した国で、いわゆる「ママチャリ」の分野ではすっかり定着していますが、それが逆にe-bikeへの誤解や先入観を生んでいるのかもしれません。同じ規制に従って作られているとはいえ特性も味付けもまったく異なるので、毛嫌いしている自転車好きは一度体験してみるべきだと思います。

BROMPTON S1E

趣味として折りたたみ自転車と向き合ったが最後、いつかはブロンプトンを買うしかないのだと思います。これほど完成された折りたたみ自転車はまず無いのですから。

私は、ブロンプトンはスポーツサイクルではなく実用車だと思っています。走行性能には特段の魅力は感じませんが、折りたたみならではの機動性、実用性に関しては右に出るものがありません。

誰もが折りたたみ自転車を買う時に一度は思い描き、体力、手間、モチベーションなど何らかの理由で結局やらなくなるような「折りたたみ自転車がある生活」を理想通りに実現できる優れた道具です。

このブロンプトンは、変速機やカラーなどの構成を選べるセミオーダープログラム「B-SPOKE」で2020年に購入したものです。実用車と割り切っているので、軽さやトラブルの少なさを重視して、あえてシングルスピード・泥除けなしの最小構成を選択しました。

折りたたみ自転車「BROMPTON S1E」を買った話&カスタム記録

Panasonic PT-1000

ミニベロやフォールディングバイクが興味の対象で、ロードは別に……だったはずが、悪い友人の影響で「クロモリのホリゾンタルがかっこいい」とか言い出すことに。

偏った好みのせいでそこらの完成車では満足できなさそうなので、ひとまず適当なフレームを買ってきて練習用に組もう(乗る方じゃなくて、組む方のね)と考え、メルカリを漁ったらコイツが出てきました。

パナソニックが1980年代後半に売っていたロードバイク……いや、当時風に言えばロードレーサーです。正確には、この頃のパナソニックのスポーツサイクルの型番は「PC-」がロード、「PT-」がトライアスロン用だったそうなので、トライアスロンバイクですね。

本来の姿に復元することが目的ではなく、あくまで走行可能な状態まで持っていくことをゴールとしていたので、パーツ構成は闇鍋状態。遠目に見ればまともな自転車に見えるかもしれない。

古いロードバイク「PT-1000」を拾って組んだ話

Panasonic ORCC32

旧車を練習台にした後にやってきたのは、奇しくも同じメーカーの新車。細身のクロモリフレームでフォークもクロモリ、身長170cm程度でもきっちりホリゾンタルになり、もちろんリムブレーキ。昔ながらの姿を保っていますが、これでも2021年モデルです。

好みのパーツをいろいろ入れていったらノンジャンルな仕様になりました。ブルホーンにフリクション、フロントシングルとどこを目指しているのか分からない組み合わせですが、シンプルでカッコ良ければよし。乗り物としての出番はほぼない盆栽です。

ロードバイク「ORCC32」を買った話&カスタム記録