Pixel 5を買った話 #今年スマホ買ってない

2月の初めに「Pixel 5」を買いました。ここ10年ぐらい最低でも月イチでスマートフォンを買い続けてきた異常者にしては珍しく、今年はまだこれしか買っていません。調子悪いのかな?

あ、例によってレビューではなく、くだけた感じの購入報告です。前提条件が異常すぎて何の参考にもならないと思いますし、ちゃんとしたレビューはちゃんとしたところで読んでね。


なんで買ったの?

購入前の布陣は、メイン機がLG VELVET L-52A、サブ機がPixel 4a(4G)という2台持ち。購入後はPixel 5をメインにして、VELVETをサブ機に回しました。

すでに現行機種で固めている状況で、客観的に見たらあまり買い換える意味はなさそうですが、わざわざPixel 5も買った理由は以下の3点です。

・L-52Aに不満が出てきた
・Pixelの超広角カメラが欲しくなった
・緑のスマホが欲しくなった

LG VELVET L-52A

順を追って説明しましょう。まずは、メイン機として使っていたL-52Aに不満が出てきたことです。

私はLG VELVETという機種がとても気に入っていて、海外版を2台使った後に待望の日本版(ドコモ版)を買いました。そんなわけで、購入前からどんな機種かはある程度分かっていたので最初は特に不満もなく、VoLTEもおサイフケータイも使えるようになってよかった~という感じでした。

しかし、だんだん「ドコモ端末ってプリインアプリが行儀悪すぎで通知クソうぜえよな」「いつの時代の絵文字だよ、キャリア絵文字とかいらんからイマドキのかわいい絵文字にしてくれよ」といったキャリア端末特有の欠点が気になりはじめました。

ついでに深夜徘徊ばかりするようになった車を買ったことで、「LGのスマホはBluetooth(FMトランスミッター)に繋いだあと本体スピーカーに戻ると音量設定がぶっ壊れる」「VELVETのカメラは可もなく不可もない感じだけど、夜景は完全に不可」など、これまであまり気にしていなかった欠点が使い方の変化によってあぶり出されてしまいました。

PIxel 4a

2つ目の理由はカメラです。やはりPixelのカメラは非常に優秀で、現行Androidスマートフォンの中ではトップクラスの写りだと思います。どこまで信用して良いのかよく分からないなんちゃらマークのスコアではなく、実感として。

それだけならPixel 4aでも十分ですが、Pixel 5にはシリーズ初の超広角カメラが搭載されています。Pixelの画質で手軽に超広角が撮れるなら使ってみたいなと、純粋に興味を持ちました。

超広角って、ほんの数年前まではごく一部の人しか撮れない贅沢な画角だったと思うんです。コンデジや携帯電話ではほぼ撮れず、ちゃんとしたカメラとお高いレンズを買ってようやく撮れるものだったはずですから。いい時代ですよ。

3つ目……「緑のスマホが欲しかったから」? 冗談みたいな理由ですが、割と本心。

スマートフォンのカラーバリエーションや質感って、トレンド的なものが強烈に働いていて、1年ぐらいの周期で「最近こういうのばっかりだな」っていうデザインが出てくるんですよね。少し前の流行を例に挙げると、2018年頃は中華メーカーを中心にグラデーションカラーがやたらと増えていました。

で、2020年はグリーン系の魅力的なカラバリが多かったと思うんですよ。iPhone 12 mini、Pixel 5、Galaxy S20 FE、Xperia 1 II(海外版)、Xperia 10 II……いや、元を辿れば2019年秋のiPhone 11 Proぐらいからかな?

個人的にツボな色が多かったのに結局どれも買わずに年が明けてしまい、ちょっと心残りだったんですよね。


1ヶ月ぐらい使った感想

1ヶ月ぐらい使ってみて、ここ1年ほどの間に買ったスマートフォンの中ではトップクラスに気に入っています。え?スマートフォンは年に何台も買うもんじゃないって?そうだね……(※購入ペースのひどさはこの記事を参照)

ここ数年はハイエンド機を中心にギラギラした派手なデザインが主流となっていますが(正直おもちゃっぽくて大嫌いです)、Pixel 5ははっきり言って地味。しかし個性的な質感で安っぽくはありませんし、上下左右が均等で角Rにも気を使ったベゼルから見て取れるように、整ったクリーンなデザインです。

見た目だけでなく、サイズ感にも注目。Pixel 4a(4G)は今の基準では小型機に分類されると思いますが、Pixel 5は一回り大きく、画面の表示サイズや情報量を犠牲にせず、使い勝手と持ちやすさを両立できる絶妙なサイズとなっています。

ハードとソフトの一体感、雑に言えば「AndroidのiPhone」みたいな製品だということもGoogleが作る端末だからこその特権でしょう。チューニングの傾向からしてもゲームには不向きだと思いますが、日常利用ではとても快適に使える機種です。

Pixel 5はハイエンドのSnapdragon 8シリーズではなくミッドハイレンジ向けのSnapdragon 765Gを採用しています。発表時には従来機(廉価版のa付きモデルを除く)からスペックダウンした点を気にする人も多かったようですが、過去製品のメモリ容量の選択などからしても、そもそも元からハイエンドを目指してはいなかったと考えるのが自然です。本当にハイエンドが必要な人には向いておらず、他をあたるべきでしょう。

まあそういう人たちの大半は、薄っぺらい知識しかなくまともな判断基準を持っていないからカタログスペックやベンチマークスコアでしか論じられないだけで、本当にハイエンドが必要なわけでもないと思いますが。

やっぱりPixelのカメラは良いですねぇ。

豆粒センサーと極小レンズで構成されるスマートフォンのカメラ性能なんてのは誤解を恐れずに言えばほぼソフトウェアの手柄で、どう調理するかにかかっています。Pixelのカメラ技術を牽引してきた立役者のマーク・レボイ氏がGoogleを退社した今となっては、次世代以降の機種でPixel 5以上の仕上がりが得られるかは未知数です。正確にはPixel 5も退社後の製品ですが、開発期間を考えれば少なからず関わってはいるでしょう(っていうか、Pixel 4のカメラとほぼ同じだし)。

光学的に無意味な豆粒高画素センサーをPixelに採用することを阻止してきたのも彼だと言われていますし(Source)、変な方向に行かないといいなぁ。

今後の話をすると、カメラ以外にもPixel 5を長く手元に置いておくべき理由がいくつかあります。まずは、大手キャリア各社のオンライン専用ブランドの登場などによって、日本でもeSIMサービスの選択肢がこれから本格的に増えてくること。そして、Google フォトの無料アップロード廃止でPixelの特権がひとつ増えることです。


次回予告

何もしていないのに割れました。次回、「Pixel 5を修理してもらった話」でお会いしましょう。