2021/1 関東遠征の記録

ご無沙汰しております。何も書く気が起きなかったので3週間ぶりの更新です。先日、また関東にふらっと行ってきたので、その記録でも。


何しに行ったの?

2020/12 関東遠征の記録

上の記事で書いた通り、先月も関東に行ってきました。この時にやり残したこと、正確には「現地で思いついたけど事前に予約しておかないと無理だったこと」がいくつかあり、それを果たしに行ったというのが今回の目的です。

具体的には、

・KDDI MUSEUMの訪問
・いすゞプラザの訪問
・Honda eの試乗

の3点が今回のメインテーマです。ただ、諸般の事情で最初の2つは強制キャンセルを食らってしまったため、「東京に行くことだけは決まっているけれど、やることがなにもない」という困った状況に。やっぱり旅行は突発的に思い付きで行くのが最強。

そんなわけで、なんとか頑張って目的をひねり出しながらの旅になりましたが、振り返ってみると意外と充実した内容に見えますし、結果的にはそこそこ楽しめたのではないでしょうか。


1/12(移動日)の記録

今回は現地で車を借りる予定があったので、自分の車で行くと無駄に駐車場代ばかりかさむよね、ということで公共交通機関で行きました。往路は夜行バスを利用して、1/12夜に仙台を出発、1/13朝に新宿着という旅程でした。

昨年の経験からすると、このご時世だし乗車率は低いはず。あえて安い4列シートにして、「隣も前後もいなくてラッキー!4列の値段で3列並の人権!」というパターンを狙うのがおいしいのでは?と思いつつ、なんとなく「3列でも安いし、たまには使ってみたいかも」と3列シートを予約したのです。

この「なんとなく」が大正解で、当日乗ってみると、車両前方の4列シートは予想よりもはるかに混んでいました。仕切りがあるとはいえ、しっかり4列埋まっている状態。実質2列状態のガラガラ4列ならともかく、本来の寿司詰め4列に耐えられるのはぶっちゃけ学生までだろうと思うので、神回避でしたね。


1/13(水)の記録

さて、仙台―東京というのは夜行バスを使うには微妙に短い距離のようで、遅めの23時台に出発して、早めの6時台に到着する便ばかりです。前後の時間潰しにけっこう困ります。

6時に新宿に放り出されてもやることないんだよな……そもそも、今回の旅はただでさえやること無くなってるし……

乗り鉄(相鉄・JR直通線)

早朝に行けるところがまったく思いつかなかったので、次の目的地までの時間調整を兼ねて、遠回りな乗り鉄ルートで移動することにしました。新宿始発の相鉄・JR直通線で横浜方面に向かいます。

直通線自体は開業直後にも一度乗りましたが、その時は接続点となる新駅(羽沢横浜国大駅)で降りて見物するのが目当てで、JR側の区間はほぼ乗っていませんでした。

私は相鉄沿線に住んでいたことはないものの、小さい頃は祖父母宅へ行くときなどによく利用していましたし、その後も友人が沿線に住んでいたり、免許センターに行くために乗ったり、何かと縁はありました。そんなわけで、一昔前のとても大手私鉄とは思えない垢抜けない路線だった頃のイメージが脳裏にあります。

新宿なんて大都会に相鉄の車両が入ってくることも、その車両がイキリ散らした高級ミニバンみたいなスタイルに変貌していることも、未だにどこか信じられない気持ちです。

横浜中華街・龍仙

乗り鉄的な遠回りをした後は、横浜中華街へ。次の目的地に向かいがてら、朝食を済ませようという算段です。

朝の中華街って行ったことあります?どこも開いていませんよ。まあ、元地元民ですからそんなことは承知の上です。

朝に行くなら、おすすめは「龍仙」。おすすめも何も、ここぐらいしか開いていないんですけどね。中華粥(朝粥)が美味しい店です。

ちなみに、昼なら「秀味園」の魯肉飯がおすすめ。夜の中華街は私のような貧困層には縁がないので知りません。

GUNDAM FACTORY YOKOHAMA

龍仙で腹ごしらえを済ませたら、山下公園の奥にできた新スポット「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」へ。

2009年、お台場に初めて立った等身大ガンダムを見上げた日のことは今も鮮明に覚えt……え、あれ12年も前なの?勘弁してくれよ……

まだ人生の歯車が狂い始める前のあがー少年の思い出が12年も前だということを認識してしまい、大ダメージを受けた話はさておき。あの時、まさか12年後に「横浜で」「動く」ガンダムを見られるなんて思いもしなかったなぁ。12年後の自分が無職だともきっと思ってなかったはずだよ

お世辞にもアクセスが良いとは言えない立地ですが、いい感じに(横浜市民以外がイメージする)横浜っぽい景色を背景に眺められて良いロケーションですよね。見に行った後は、ここで正解だと思えます。

それほどボリューミーな展示がある施設ではないのですが見入ってしまい、1時間以上も滞在。動く等身大ガンダム自体が見応え抜群で被写体としても映えるのは間違いありませんが、室内にある「動くガンダム」の実現に至るまでのパネル展示や機構の解説がけっこう面白いので、そちらもぜひ。

とんかつ ひなた@高田馬場

ランチを食べに行くために、元町・中華街駅から西早稲田駅までワープ。時間はかかりますが、一応1本で行けるので楽。

お目当てのお店は「とんかつ ひなた」。憧れのブロガー・キリカさんのツイートを見て気になっていたお店です。

このご時世に10人ぐらい並んでいるお店も久しぶりに見ましたが、それも納得。メニューの中では比較的お手頃な「上ロースかつ定食」(1,500円)を選んだのですが、これはすごいですよ。

うっすらピンク色の絶妙な揚げ加減、脂の甘み……これだけ上質な物なら、通ぶった人たちがよく言う「とんかつは塩で」というのも理解できます。付け合わせの千切りキャベツに至るまで、すべてがワンランク上。この値段でこの味が体験できるなら、そりゃ並びますわ。

カメラ系の博物館巡り

食後は、半蔵門にある「日本カメラ博物館」へ(※撮影禁止)。ビルの地下にあってあまり目立つ場所ではなく、最近まで存在を知りませんでした。

歴史的なカメラが多数展示されており、マニアにはたまらない空間。しかし、それらの系譜を体系的に理解できるような展示ではなく、一見普通の中古カメラ店のようなショーケースに古いカメラが所狭しと並び、短い解説が添えられているだけというのはストイックすぎる気もしますね。この空間を「古いカメラがいっぱいあってすご~い!」に留まらず、理解して味わえる人は少ないのではないでしょうか。私は好きです。

その流れで、カメラ系の博物館をもう一軒回ろうと、品川の「ニコンミュージアム」へ。最近、企業博物館にハマっている節があります。

メーカー直営の博物館だけあって、ありとあらゆる市販カメラ・レンズがこれでもかと並んでいるのは壮観。じっくり見ていけば、試作機や知る人ぞ知る特殊機材も並んでいて、「これが噂に聞くあのレンズか!!実物を拝めるとは!!」という出会いが多々あり、興奮してしまうラインナップでした。

たとえば、1990年代に「報道のニコン」のプライドにかけて作られた超ド級の甲子園専用望遠レンズ「AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-ED」(約600万円)とかですね。これが見られるのはここぐらいじゃないかなぁ。

ちなみに、通販(ニコンダイレクト)では買えなくなってしまった“影の主力商品”こと「ニコンようかん」もニコンミュージアムでは健在なので、お土産にぜひ。

天空の湯

この日は宿を取らず、車中泊かネカフェで済ませるつもりだったので、ここでお風呂タイム。23区内で手ぶらで日帰り入浴できるスポットを探した結果、竹芝の「アジュール竹芝」というホテルの18Fにある「天空の湯」を発見しました。

ちょっと設計の古さを感じるホテルですが、大浴場と更衣室は2019年夏にリニューアルされているのでまずまず。都心でタオル込みで1,050円という良心的な価格設定が魅力です。洗い場は6席、サウナの水風呂なんて1人しか入れない極小サイズ。安くて便利だけどあまり有名になってしまうと困る規模ですね。

ちなみに、「天空の湯」の由来にもなっている海側の眺望が楽しめるかは運次第です。週替わりで男湯・女湯が入れ替わるそうで、訪問時は陸側が男湯でした。残念。

ユナイテッド・シネマ豊洲

お風呂に入っても、まだ次の予定まであと2時間ほど余ってしまいました。なんかないかなぁ……そうだ、映画を観よう。

まったくもって旅先でやることとは思えませんが、旅先という認識でもないので(かと言って帰省とも違いますが)そんなもんです。銀魂 THE FINALを観ました。

シビック ハッチバック(FK7)を借りる

後ほど紹介する「Honda e」を借りるために、今回の旅行前にホンダ公式のカーシェアリングサービス「Honda EveryGo」に登録しておきました。せっかく登録したし(暇だし)もう1車種ぐらい借りてみようかな?ということで、現行シビック ハッチバック(FK7)を借りてみました。

8代目シビック(FD型)に普段乗っているので、その延長線上にある最新型……という印象は受けませんね。新車価格で100万円近く違いますし、車格が違う感じがします。

300万円もする車で“市民”って嫌味かよ、とはちょっと思いますが、まあ日本の市民なんかじゃなくてアメリカの市民のことなんでしょうね。以前、出張でアメリカに行った際に、日本よりも圧倒的に高い頻度で見かけて「ああ、アメリカでは今の値段でも本当に市民の車なんだ」と実感しました。

試乗の話に戻ると、車幅が大きい割に「あれ、FD型より狭くね?」というのが第一印象。高くてゴツいセンターコンソールがそう錯覚させるのでしょう。その分、スポーツカーチックな包まれ感がありました。

(R-Specではなくても)K20Aを積んでいる愛車と比べればダウンサイジングターボの音は味気なく感じましたが、運転は楽しかったですね。ただ、「上質な大人のスポーツハッチバック」という印象の中身に対して、あの子供っぽい……とまでは言いませんが、ガンダムチックなゴテゴテしたスタイリングはどうもミスマッチな感じがします(いや、ガンダムは好きなんですよ)。

アプレシオ ららぽーと豊洲店

FK7を返却した後、次の車を借りるまでしばらく時間があったので、ネカフェを探して仮眠することに。豊洲にネカフェなんてあるんですね、びっくりしました。

普段は快活クラブ派なのでアプレシオは初めて利用しましたが、なかなか良かったです。アプレシオ系列自体が良いのか、それとも豊洲という土地柄で一味違う店舗だったのかは分かりませんが、一般的なネカフェのイメージとはかけ離れた、おしゃれで綺麗な店舗でした。

オープン席は昼間なら子連れ客がいてもおかしくないんじゃないかというぐらい、明るく開放的な雰囲気でした。機会があればまた利用したいですね。


1/14(木)の記録

Honda eを借りる

冒頭で書いた通り、今回の3つの訪問目的のうち、唯一果たせたのが「Honda eに乗る」こと。今回のメインディッシュです。ちなみに、メインディッシュまでに4,500文字書きました。誰が読むの?

ちょろっと試乗するという感じではなく、こちらもHonda EveryGoで借りて乗り回しました。こういう「絶対買わないけど乗ってみたい車」を普通に試乗させてもらうのは心苦しいですし(そもそも試乗車なんてあるのか?)、200円/15分の時間料金さえ払えば好きに乗っていいというのはありがたいですよね。

RRで小回りもききますし、出足から高いトルクを生む電動モーターならではの瞬発力もあり、「EVって意外と楽しいかも」という気がしてくる車でした。私は可能な限りガソリンを燃やし続けたいですけどね。

内燃機関への執着とかは抜きにしても、そう遠くないうちにやってくるであろう「EVがちょっと増えてきたけれど充電インフラがまだ追いついていない時期」が一番ストレスフルなのは想像に難くありませんし、過渡期に手を出すのはなかなか勇気がいるだろうなあと思います。

Honda eは内装も見どころで、デジタルミラーを含めて5枚のモニターが水平にズラッと並んだインパネは見るからに未来的です。デジタルガジェット的な楽しさもありますね。自動駐車機能とかは面白かったです。

注意点としては、デジタルミラー(ドアミラー)は鏡よりも広角だからなのか、そもそも画面では距離感が掴みにくいからなのか、「いきなり後続車が現れた」感覚になりヒヤっとする場面がありました。慣れなのかもしれませんが、ちょっと苦手かも……。

持論ですが、こういう「ガジェット的なクルマ」ってUIや機能面で陳腐化するのは速いと思いますし、特に、その手のモノに目が肥えたガジェットオタク目線ならなおさらでしょう。

それを考えると、万が一自分がHonda eを買うとしたら、「500万円のクルマを頑張れば買えるようになった時」では選択肢に入らず、「500万円のクルマを2~3年スパンで買い替えられるようになった時」なのかなあと思います。

アキヨドからの雲林坊(いつもの)

いよいよ本格的にやることが無くなってきたので、ひとまずヨドバシカメラ マルチメディアAkibaへ。GR IIIを買おうか迷っていたのでチェック。ちなみに帰ってから勢いでポチってしまいました。今度別の記事で紹介します。

その後、「雲林坊」で汁なし担々麺を食べました。まあ何度行ったか分からないぐらい行った店なので、“いつもの味”ってやつですね。

ごめん嘘。この店、味も辛さもめちゃくちゃブレるんで“いつもの味”が定かではないんですよね。それが分かるぐらい通っていたわけで、悪く言うつもりはもちろん無いのですが。この日は当たりでしたよ。

新幹線で帰る

復路も夜行バスのつもりでしたが、やることが無さすぎて23時まで時間を潰すのがしんどくなってきました。それに後半は運転ばっかだったし、眠いよ。

「あ~ねみ、帰ろ」ってノリで夜行バスをキャンセルし、新幹線のチケットを買い、ふらっと帰ってしまいました。近所かよ。

新幹線、超速い。文明、すごい。


やり残したこと

時節柄、臨時休業していて行けなかったところがいくつかあるので、それが次回の上京時の宿題ですね。

冒頭でも書いた「KDDI MUSEUM」「いすゞプラザ」の2ヶ所以外にも、「東京都水道歴史館」というところに行ってみようと思っていたらやはり臨時休業でした。

あと、これは休業などではなく単純に営業時間と行動がかみ合わなかっただけなのですが、鶯谷の「月光」というお餅屋さんに行ってみたいんですよね。次回まで覚えておこう。