図柄入りナンバープレートに自分で変更してみた

2017年に交付開始されたラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートを皮切りに、図柄入りナンバープレートの登場で日本のナンバープレートは華やかになりました。

全面に柄が入ったものだけでなく、ラグビーナンバーやオリンピックナンバーの寄付金なしVer.として採用されているワンポイントのロゴが入った無地のプレートは「軽自動車のナンバーを白くする裏技」としても人気ですね。

さて、そんな図柄入りナンバープレートですが、新しく車を購入する際にしか選択できないわけではなく、既に持っている車のナンバープレートを図柄入りに変更することもできます。車屋さんに相談しても良いのですが、自分でやってもそう難しい手続きではありません。

今回は、登録車のナンバーを地方版図柄入りナンバープレートに変更してみました。軽自動車の場合は手続きを行う場所が陸運局ではなく軽検協になるという違いはありますが、手続きの流れは同じです。また、オリンピックナンバーや2022年4月から交付される新しい全国版図柄入りナンバープレートの場合も同様の手順となります。

地方版図柄入りナンバープレートは、特定のエリアのみで発行されている図柄入りナンバープレートです。2018年10月から41地域で開始され、2020年5月には新たに17地域が対象に加わりました。

地域限定の図柄なので、名物や風景などご当地感のあるデザインが多いのが特徴です。私が取得したのは仙台ナンバーの地方版図柄入りナンバープレートで、伊達政宗と七夕祭りがモチーフになっています。寄付金ありはフルカラー、寄付金なしはモノトーンです。

個人的には板橋や京都の図柄がおしゃれで好きですね。愛媛や熊本のゆるキャラ入りもかわいいと思います。仙台の図柄も結構良いんじゃないかと……細かいところですが、市章が透かしで入っているのは何気にレア。仙台ナンバーエリア=仙台市で、行政区域と完全に一致しているからこそですね。

なお、全面に図柄が印刷されるのは自家用普通車の場合のみで、軽自動車は黄色、事業用(黒ナンバー)は緑色の枠が付きます。ラグビーナンバーやオリンピックナンバーの頃はそのような措置はなかったのですが、やはり見た目です区別しにくくなるのは問題があったのでしょうね。

変更方法の話に移ります。まず、図柄入りナンバープレートはいきなり窓口に行ってその場で交付してもらえるわけではありません。通常のナンバープレートとは異なり、受注生産となるためです。

まずは図柄ナンバー申込サービスというサイトで事前申込を行います。既存のナンバープレートを図柄入りに変更する場合(ナンバーが変わらない場合)は「交換」、新規登録やご当地ナンバーへの変更(練馬→板橋のように、ご当地ナンバーが新設された地域で従来のナンバーを持っている場合)は「希望番号」のメニューを選んで手続きを進めます。

この申込サイト、古いわけはないのに時代を感じる作りですね(苦笑)。お持ちのナンバーや車台番号を入力する必要があるので、車検証を手元に用意しておくと良いでしょう。

画面の指示通りに入力していけばつまづくところはないかと思いますが、注意点としては、必ず前後セットで申請すること。システム上は後面だけという選択肢がなぜかあります。実際、このナンバー交換制度ができた当初(図柄入りナンバープレートの交付が始まる前、字光式ナンバーへの変更のみ受け付けていた頃)はその辺の扱いが曖昧で、通常のペイントナンバーと字光式ナンバーを1台の車に混在させることができてしまったとか……。

寄付金あり(フルカラー)と寄付金なし(モノトーン)はこの時点で選択することになり、申込後に代金を支払います。フルカラーは1,000円以上の寄付金を支払った人のみ選べます。地方版図柄入りナンバープレートへの変更は地域によって料金が異なり、仙台ナンバーの場合は7,600円(+寄付金1,000円)でした。

もうひとつの注意点として、代金の支払いを行えるのは申込翌日に届く「申込完了メール」が届いてからです。おそらく登録情報の照合などを行うためにこのようなフローとなっているのでしょうが、払い忘れに注意。なお、銀行振込を選んでもペイジーを選んでも支払いが翌日以降となることは変わりません。

入金確認が完了すると、図柄入りナンバープレートの交付可能期間が確定します。約2週間後から受け取れるようになり、1ヶ月間の期限内に受け取らなければなりません。陸運局にしても軽検協にしても平日しかやっていませんから、土日休みの人はここが難所かも。

入金確認のメールが届いたら、サイトにログインして「交換申請書」をダウンロードし、印刷しておきましょう。これは受け取りの際に車検証とセットで提出する書類です。

交付可能期間を待ち、管轄の陸運局へ。私は東北運輸局 宮城運輸支局に行きました。細かい部分は陸運局によって違うと思いますが、担当窓口を探して書類を出し、ハンコをもらって指示された次の窓口に行って……という感じ。

新しいナンバーを受け取る前に、古いナンバーを自分で外して窓口に持って行く手順があるので、プラスドライバーまたは10mmのレンチを用意しておきましょう。登録車の場合は後部のナンバープレートに付いている封印を破るためにマイナスドライバーもお忘れなく。どうしても無ければ窓口でも借りられます。

古いナンバープレートと引き換える形で、図柄入りナンバープレートを受け取ります。

最近は「記念所蔵」という制度があり、古いナンバーに穴を開けてもらって持ち帰ることも可能です。今回はやりませんでしたが、図柄入りから図柄入りへの変更などであれば記念に手元に残せるのは嬉しいですよね。

新しいナンバープレートの取り付けも、取り外しと同様に自分で行います。ただし、登録車の封印作業は勝手にはできないので台座だけ取り付けて係員を待ちましょう。呼びに行く必要はなく、車のボンネットを開けて待っていればそのうち来てくれます。

ちょっとしたドレスアップとして、図柄入りナンバープレートはなかなか良いですね。車体色との相性も問われるところですが、お住まいの地域に地方版図柄の設定があって似合いそうならぜひ。