2021/7 スタバ巡りのついでに日本海沿岸をドライブ

先日、スタバの都道府県限定メニュー巡りのついでに、日本海沿岸をドライブしてきました。本当はスタバ行脚の行程全体を旅行記にしようと思ったのですが、あまりにも過酷な割に単調で見どころのない内容になってしまうので、比較的まともな旅っぽかった北陸編だけを切り抜いて記事にしようと思います。

スタバの限定メニュー(47 JIMOTO Frappuccino)については以下の記事で。

簡単に説明すると、日本全国47都道府県でそれぞれの特産品などを使ったご当地フラペチーノが期間限定で登場しているのです。さすがに1人ですべてを網羅するのは困難ですが、私は主に関東甲信越・北陸・南東北の限定メニューを飲み歩いてきました。

その過程で、北陸地方を通過するついでに少し観光もしてきたというわけです。というのも、個人的にあまり日本海側には縁がなく、北陸を訪問したのは数年前に新幹線で駆け足で巡ったきりだったので、ちょっと見ておきたかったのです。

旅程の都合上、全然日本海側じゃない話も含まれますがお付き合いください。5日間かかった旅のうち、山梨を出発して長野・岐阜・石川・富山・新潟・山形経由で仙台に帰るまでの2日間を記録したものです。途中、富山にて1泊しています。

7/10(1日目) 山梨→長野→岐阜→石川→富山

この日は山梨から出発。記事上は1日目ですが、旅全体としては3日目。仙台を出て群馬で1泊、首都圏での用事をこなして山梨に抜けた翌朝となります。

ちなみに、泊まった(?)のは「薬石の湯 瑰泉」というスーパー銭湯です。山梨県内で仮眠できる24時間営業のスーパー銭湯を検索したら3軒ほどヒットしたのですが、そのうち2軒はスーパー銭湯というよりは一昔前の健康ランドという感じで、今風のここが無難かなと選びました。結果的にはそこそこ当たり。

石和温泉というエリアにあり、クセのない泉質で温度もぬるめ。露天風呂も広々としていて、過ごしやすいお風呂でした。仮眠スペースはキャパがそれほど大きくなく場所取りが横行しているのでタイミングによっては少々困るかもしれませんが、深夜料金が発生するタイミングを境に地元民らしく若者たちがどんどん帰っていくので、遅めの到着なら使い勝手は良いかと思います。

冒頭でも書いた通り、今回の旅はスタバ行脚が第一目的。宿(宿じゃないけど)の近くの店舗で山梨県の限定メニューを買い、次のターゲットとなる長野県へ向かいます。

本当は、時間が合えば最近できたばかりの甲府のヨドバシカメラにも行っておきたかったんですけどね(何気に全国ほとんどの店舗には行っているので……)。朝のうちに甲府を通過する行程になってしまったので今回は断念しました。

長野県は南北に長いのでどの辺の店舗を目指すべきか迷いましたが、今回は北陸に抜けたいので諏訪湖の横を通って塩尻あたりで立ち寄るのが無駄のないルートだろうと判断。

湖畔を通る県道を走っていたので良い眺めでしたが、あいにく長野県内では完全にスタバの写真しか撮っておらず……まあ1人ですし、土曜日なので道が混まないうちに先を急ぎたいという事情もあり、のんびりどこかで立ち止まるほどの余裕はなかったのです。

場所は飛んで、岐阜県高山市の平湯温泉スキー場。マイカー規制でおなじみの上高地から、トンネルを抜けて岐阜側に出たあたりです。

土砂崩れ?による安房峠旧道の通行止めはSNSの情報によれば今月に入ってからちょうど解除されているはずなのですが、単純に入口が目立たないところなので見落としたようで、この区間だけ有料トンネルに課金。5日で1500km以上走っておいて有料道路を通ったのがこんなところだけというのも変な話です。

高山で休憩。暑い。

本当は富山までのつもり(石川のスタバは行かないつもり)でしたが、順調に進んでいてまだ明るいうちに着けそうだったので金沢を経由することに。

写真は、Googleマップとかいうエアプ野郎が考えた難解な最短経路(笑)に踊らされ、飛騨市某所の山奥に迷い込んだ時の様子です。こういうわけのわからない旅をしていると最低地上高の高い車も別腹で欲しくなりますね。

本来飲む予定の無かった石川県の限定フラペチーノ(ほうじ茶)。当たりだったので来て良かった。

そしてここで、あの有名な「千里浜なぎさドライブウェイ」が近いのでは?と思い出します。こんな遠くまでマイカーを持ってくる機会もなかなかないでしょうし、そういう意味でも石川県に足を延ばして正解でした。

「のと里山海道」という能登半島の西側に沿った無料の自動車専用道路をスイスイ走り、18時頃に千里浜なぎさドライブウェイに到着。

ここは全国でも珍しい「車で走れる砂浜」なのです。のと里山海道の今浜IC~千里浜ICと並行していますから、普通の道路として通行する人はまずいません。完全に観光スポットとしての道ですね。

沈んでもう走れないだのなんだのという話がSNSではしょっちゅう浮上しますが、2021年7月現在も問題なく通れます。

車を撮れるフォトスポットとしてはなかなか素敵な場所ですね。長距離走行で汚れ放題なのはさておき、良い記念になりました。

能登半島を横断し、富山湾の西側にある雨晴海岸へ。海沿いすぐの場所に鉄道と道路が通っていて、道の駅もあります。

東向きの展望台なので、きっと夕暮れ時より日の出を見にきた方が素晴らしい眺めなのでしょうね。撮り鉄スポットとしても良さげです。

すっかり日も暮れて、次にやってきたのは同じく富山湾沿岸の「海王丸パーク」。商船学校の元練習船だという帆船「海王丸」が係留・展示されている海辺の公園です。バックには富山新港の東西を結ぶ「新湊大橋」という立派な橋があり、夜景スポットとして整備されています。横浜の生まれなので、こういう眺めはどこか親近感がわきます。

そしてもう1ヶ所だけ行っておきたかったところが……ファボーレですよ。ファボーレ。

まあごく普通のショッピングモールなのですが、十年来のTwitter漬け人間にとっては長年名前だけ知っている(ネタにされている)遠い地の施設なので、この地を踏めたのは感慨深いところです。まあ、もう“ふぁぼ”なんて無いんですけどね。

富山駅前のホテルに泊まることにしたので、車を預けてチェックインを済ませてから富山駅へ。

特に用があるわけではなく、ここの駅舎が好きなんですよね。数年前に訪れた時もしばらく眺めていました。

路面電車が残る都市は全国に数あれど、大抵は旧時代の遺物でしかないなか、富山駅は最新のハードに洗練された形で取り込んでいるところが非常に美しいと思うのです。JRの駅舎に電停を飲み込むように一体化させられていて、新幹線を降りて改札を抜けたらまっすぐ歩いて乗れるという無駄のない動線もお見事。

7/11(2日目) 富山→新潟→山形→福島(→仙台)

富山駅前の宿をチェックアウトして、まずはノルマを達成するべく、環水公園というところにあるスタバへ。

なんでも、2008年にストアデザインアワードを獲った「世界一美しいスタバ」(※当時)だそうです。このストアデザインアワード自体の存在がどうもあいまいで一次情報にたどり着けないのが謎なのですが、おそらく元々は対外的に大きくアピールしているものではない社内コンテストのようなもので、世界一の称号だけが報道などの何らかの理由でひとり歩きしていったのでしょうかね?

真相はともかく、「リージョナル ランドマーク ストア」と呼ばれる景観に合わせたデザイン性の高い店舗のひとつで、運河沿いの公園に溶け込んだ美しい店舗なのは確かです。

この後は富山市ガラス美術館に行こうと思ったのですが(建物自体が見事なのです)、かなりの大雨で駐車場のないところに行くのが面倒だったのでまたの機会にパス。この後すぐ止んだし、行けば良かったな……。

日本海沿いを東へ向かいながら、道の駅なめりかわに併設されている「ほたるいかミュージアム」に寄り道。

季節的な事情なのかと思いますが、「ほたるいか居ませんけどいいですか?」って……えっ!?
オフシーズン料金で安くはなっているものの、入館料に見合った体験を提供できてはいないかなというのが正直な感想です。

観賞用のほたるいかはシーズン中しかいませんが、食用のほたるいかは通年います。併設されたレストランやカフェで食べられるので興味のある人はぜひ。

新潟県に入り、最初の目的地は糸魚川市にある「フォッサマグナミュージアム」。誰しも一度は聞いたことがあるであろう、日本列島を東西に分断する重要な溝です。

美しいヒスイや鉱石の展示は圧巻で、仮に地質学に特段興味がなく「なんかきれいな石がいっぱいある博物館」程度の認識でもそれなりに楽しめるのではないかと思います。

続いて、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所へ。意外と知らない人も多いようですが、PRコーナーやサービスコーナーといった形で小さな科学館のようなものを設けている発電所は多いです。近隣住民の理解なしには成り立たない施設でしょうからね。

最近、友人と東北電力の女川原発のPRセンターに行ってきたので、こちらも見てみようかなと思った次第。

まあ、安全対策などのやっていることはそう変わりませんよね……結果的に守れた会社、守れなかった会社。冷静に見てそれだけの違いだと思います。PR施設自体の話をすると、ハード的に立派なのはこちらですが説明員がしっかり付いて解説が充実しているのは女川ですね。

長岡市内のスタバでノルマ達成。あとはひたすら長い新潟県を走り抜けて帰ります。

山形経由で帰るので、国道113号沿いの道の駅 関川で休憩。ここは「桂の関温泉 ゆーむ」という温泉が併設されていて、道の駅自体にも無料の足湯があります。無料足湯は夜でも開放されていました。

山形県に入り、米沢市内唯一のスタバに駆け込み。今回の旅では最後の一杯となるラ・フランス味のフラペチーノをいただきました。

せっかく米沢に来たので、日頃お世話になっているThinkPadなどを生産しているNECパーソナルコンピュータに聖地巡礼。けっこう街中にあるんですね。この後は、翌朝に福島のスタバに寄って(残念ながら買えず)帰宅しました。

やり残したこと

山梨や長野は関東に住んでいた頃にバイクで散々走ったので、今更行きたいところはあまりないかなーと。その「散々走った」というのも道の駅スタンプラリーとかいうひたすら移動しまくるイベントの影響なので、やはり限界移動が好きなようです。

北陸は今回もまた駆け足でしか見られなかったので、いつかちゃんとそこをメインに出かけたいですね。今回行けなかった富山市ガラス美術館も行きたいですし、金沢の兼六園も行けてませんし。仙台発だとちょっと遠いですし、何かうまいこと考えたいところです。