小ネタ:AppGalleryはHUAWEI以外のAndroid端末でも使える

以前は日本でもSIMフリー市場を中心に高いシェアを獲得していた中国メーカーのHUAWEIですが、米国による制裁の影響が長引き、部品調達が困難であることやGoogle Mobile Service(GMS)を搭載できなくなったことなどで、一般消費者が選ぶ端末としてはあまり現実的な選択肢ではなくなってしまいました。

GMS非搭載となった2020年以降のHUAWEI製端末では、Googleのエコシステムの一部である(搭載できなくなった)「Playストア」に代わり、メーカー独自のアプリストアである「AppGallery」がメインのアプリ入手先となっています。

余談ですが、あまり意識していた人は多くないかと思いますが、AppGalleryそのものはそれ以前から存在していました。GalaxyなどでもPlayストアと別に独自ストアがプリインストールされていますよね、そんな感じでした。

そもそもHUAWEIの本拠地である中国向けの製品では元からGMSは使えないので独自ストアを用意してあって、他国でもGMSを使えなくなったからAppGalleryのアプリラインナップを拡充・強化した……ざっくり言えばそんな流れです。

さて、GMSが使えなくなったことを差し引いても、カメラの良さや性能に対する価格の安さなど、何らかの理由で購入を考える人もいるでしょう。そんな時、「実際問題、AppGalleryだけでなんとかなるのか」は購入前に確認しておきたいところだと思います。

前述の通り、制裁前(GMS搭載)のHUAWEI製端末を持っている人でも、AppGalleryはプリインストールされているので確認可能です。そして本題ですが、実はAppGalleryはHUAWEI製端末に限定されていないのです。公式Q&Aにも、他社端末で使っても良いことが明記されています。

他社端末でAppGalleryを使うには、Web版のAppGalleryにアクセスして、AppGalleryおよびHMS Coreを入手します。この際、HUAWEI IDの取得と「提供元不明のアプリ」のインストール許可が必要です。

なお、GMS搭載のHUAWEI旧製品または他社Android端末でAppGalleryを試してみる場合の注意点としては、検索に出てきても実はPlayストアに誘導されるだけだったり、アプリによってはPlayストア以外のGMS要素(具体的にはGoogle Play開発者サービス)がないとプッシュ通知などの動作に支障があったりするので、「AppGalleryで検索したらヒットした=GMS非搭載機でも使える」というわけではありません。

さて、ここまでは「GMS非搭載のHUAWEI製品を買う前にちょっとお試しでAppGalleryを触ってみる」という文脈で語ってきましたが、それ以外にも他社製品で使えることを知っておいて役立つ場面はあります。

例えばAndroidベースのフィーチャーフォンとかルーターとか……何らかの理由であえてGMSを入れていない特殊なAndroid端末を弄って遊ぶには、Amazonアプリストアと並ぶ“抜け道”として使えるのではないでしょうか。